2009年NZの不動産市場

確実に「不動産市場」は回復、再上昇し始めている。2009年のマーケットは「熱い!」終わりを迎えてきている。
?終わり??というのは、12月の初旬までが「最盛期」なのです。
沢山の新規リストが出てきましたが、クリスマスホリディーの関係で12月の初旬で今年のマーケットは終了しようとしています。もちろん、12月中旬から1月の半ばまでの1ヶ月は「スロー」な取引は続きますが。

今年のマーケットの回復振りは「目まぐるしい」ものがあり、誰もこの回復の速さを予想できなかったのでは?
いや?仕掛け人が必ずいたはず??実際には「確信」に変わってきたのは今年の9月頃からでしょう。仕掛け人?もちろん、どこかにはいたのかもしれませんが、しいて言えば「低金利政策」が最たる要因ではないでしょうか。

Henderson Heights

つまり、元来「高金利政策」を押し通してきたニュージーランドですが、確実な銀行預金の「低金利」に対して、この国の「移民政策」「住宅供給不足」状況などを加味した「不動産神話」が”徐々に「低金利」の隙間を潜り抜けて"再燃”した事が考えられるのではないでしょうか?

最近のプロパティープレス(不動産情報誌;無料)のページ数は確実に「不況の2008年」の同時期とは比べ物にならないほど"厚く”、販売形態も「オークション」(購入者としては、この家いったい幾らなんだい?ってすごく疑問の多い売り方ですが)売りがページを飾っています。

この様に「オークション」は実際現地に顧客の足を運ばせ、エージェントに問い合わせさせる「販売と購入」の両者が密接に情報収集出来、最終欲しい人が競り合う!という「高く」売れるかもしれない?不動産マーケットでの「王道」な販売方式なのです。

「値段」が出ていれば、消費者は「ハードル」を設けます。つまり、「私には無理!」みたいな"ネガティブ”な気持ちが生じます。
しかし、オークションで「もしかしたら?」みたいな"ポジティブ”な発想を湧かす事も可能なのです。もちろん、「安く」買える事は少ないですが、こればっかりは「オークション当日」にならなければ誰にも分かりませんからね。

あと一ヶ月!ニュージーランドの不動産は「一年で最も熱く!復活した!!そして今後は?」という期待を背負って2009年の幕を閉じようとしています。
まだ、間に合うか?
「もちろん!」まだ今年は終わっていません。この1ヶ月が”勝負!”です。まだ、マーケットは「上がりきってはいません!」。2011年ラグビーワールドカップ開幕というBigEventが控えてますしね!





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