2回目のRMTC:TEAM TOHOKUチャレンジ

今年も9月28~30日の三日間、東京ビックサイトでSCAJ:スペシャルティコーヒーの祭典が開催されました。

日頃、仙台の枠を超えた現在:宮城、山形、福島の東北3県に広がったCOFFEE FELLOWSの活動ですが、我々ROASTERSは昨年のRMTCに初めて「東北チーム」TEAM TOHOKUを結成し、更にOCTOBER COFFEE ACTION episode0 を展開しました。


以来、都度皆で勉強会やカッピング、映画 A FILM ABOUT COFFEE 仙台フォーラムさんでの上映のオープニングアクトを務め、今年は5月にSPRING COFFEE ACTION episode1 (SCA)や今正に開始したばかりの3回目となるOCTOBER COFFEE ACTION episode2 (OCA)と「利きコーヒー」を新しい”東北コーヒーカルチャー”として展開しています。
今回のSCAJではRMTC前日の29日、普段FWCFで愛用しているマルゾッコの新型:STRADA AVのプロモーションとしてBARISTAとして会場の皆さんにフラットホワイト’98(僕が’98NZで最初に出会った味:FWCF看板商品)を中心に仙台、福島以外で初めて披露させて頂きました。

’98ニュージーランドに渡航し、バリスタとしてオークランドのLornStにあるSIERRA CAFE時代の貴重なショットです。あれから18年.....


Since1998~今もBARISTA頑張ってます~フラットホワイトの伝道師として....

そして30日、SCAJの最終日RMTCが開催されました。今回はTEAM TOHOKUに福島のロースター:MOTO COFFEEの長内さんが加入し、宮城、山形、福島の3県のロースターズ5名により昨年の初参加とは比べ物にならないくらい「入賞」への意欲を高め、個々のモチベーションはおろか、チームとしてもモチベーションの高さを感じられるTEAM TOHOKUでした。


選ばれたロースターはFWCFの9月に福島県三春町(本社脇)にオープンしたばかりの3号店:フラットホワイトコーヒーファクトリー三春<通称:Roastery>の15㎏の熱風式LoringSmart社の焙煎機でした。今回の課題豆はブラジルLH(レイト・ハーベスト:ナチュラル)のシッチオ・ボラ・ビスタの豆。
なかなかフレーバーの確立が難しい豆でしたが、メンバー5名がそれぞれ直火、半熱風、そして熱風焙煎機でテストローストを繰り返し、3回の合同カッピングを繰り返し、その中で焙煎機を選び、抽出による検証や最終提出豆のローストプロファイリングについての意見を交わす等して創り上げ、RMTCの大会に臨みました。



結果は審査員部門では1位:九州チーム、2位:関東チーム、オーディエンス部門では1位:中部チーム、2位:九州チームとTEAM TOUHOKUは入賞出来ませんでしたが、今回のRMTCでは確かな手応えを感じる事が出来ました。

そして九州チームを始め、素晴らしい全国のロースターズとの出会い(そして再会)も我々の糧となりました。今年で10年目の記念大会(RMTC)で新たに北陸チームも結成して合計7チームとなりました。大先輩である5チーム(北海道・関東・中部・関西・九州)の皆さんの競技へ取り組みやフレーバーやアフターティスト、アシディティやスウィートネスの味の作り方、プレゼンテーションなどは大変参考になり、まだまだ自分らの努力不足を感じました。

ただ結成以来、TEAM TOHOKUは最高の”フェローズ”だという事は言うまでもありません。


来年こそは!!既に戦いは始まっています.....Still On The Road


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