グァテマラの2つの優良農園販売開始~そしてエスペランサ農園(IZUMI)Part2

前回の投稿から少し時間が空いてしまいました....

もう一つのCOE常連のウエウエテナンゴ地方のエスペランサ農園の御紹介です。



Part1のエル・インヘルト農園と同様:ウエウエテナンゴ(メキシコ国境付近グァテマラ北西部)の奥地にその農園はあります。 

エスペランサ農園の紹介です!!


エスペランサはスペイン語で「希望」、そんな名前をヴィジャトロさんのお父さんが付け、現在に至ります。数々のCOE(カップオブエクセレンス)受賞歴を持ち、中でも「パカマラ種」が有名でエル・インヘルトの「パカマラ」と甲乙つけがたい品質です。


今回のエルミナドールはエスペランサ農園の中の区画の名前で、
品種はカツーラ&カツアイ種です。

エスペランサ農園の最大の特徴は、パルピングを行い、ミューシュレージ除去の為に通常は一晩(時間はそれぞれですが)発酵層に寝かして、翌日再度洗浄溝の中を流しながら選別&仕上げの洗浄を行うのです(フーリーウォッシュド)が、この農園ではウェットミルで発酵槽で寝かした後更にソーキングを兼ねて再度水に浸して、洗浄溝で洗う前にもう一段階手間をかけてミューシュレージ除去を完全に行ったダブルフーリーウォッシュド仕上げの為、クリーンカップな出来上がりを実現させ、多くのバリスタやコーヒー焙煎業者の評価を得ています。


ゲイシャ種の栽培も始めたから是非見に行こう~と言って、農園内のゲイシャ種を植えているところまで我々を案内してくれて、そこには生育中のベイビートゥリーも沢山あり、ヴィジャトロさんも興奮気味に説明してくれました。

エスペランサ農園ではなく、彼の名前を付けたヴィジャトロ農園で栽培を開始していました...

パカマラの木もエルインヘルトから貰って来た!!とまだ小さなベイビートゥリーも見せてくれました。

エスペランサのパカマラ、エルインヘルトのパカマラ、その融合の日がいつか来るときっとスーパーなパカマラが生まれる事でしょう。


彼の説明は熱く、コーヒー栽培に注ぐ”情熱”を今回の訪問でバシバシ肌で感じました。


エスペランサ農園のドライ倉庫の前にまた今日の収穫豆が運ばれてきました。
これから目の前のウェットミルでパルピングが始まります。
そのトラックで収穫した巨大な袋を運び出すワーカーの一人が、僕に声を掛けて来た。


「Ora!ちょっと運んでみるか?}なんて感じで.....

その巨大な袋はどう見ても60㎏はある感じ!?とても「無理~!!」でも彼らは一人で運び込んでいる....そんな彼らへの敬意も忘れてはいけない...

エスペランサ農園はエルインヘルト農園に比べ「とっても素朴」、ヴィジャトロさんの家は近所よりは少し裕福そうでしたが....
自家用ヘリで移動するアギーレさんとは大違い....

ヴィジャトロさんのお父さんが街で初めて4WDを買った!!確か1990年位と聞きました。
街ではその当時4WDを持っている人は誰も居なかったので、ニュースになったという話を聞きました。その時に買ったTOYOTA LANDCRUISER (たぶん初期型...)は、今も綺麗にガレージに大切に保管されていました。




何か応援したくなる農園です。もちろん「クォリティ」は折り紙付きです。
今回はパカマラ種も買い付けて来ています。今後、リリースして行きます。

是非、お楽しみに下さい!!







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