注目の産地~ホンジュラス

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2017年もあっという間に半月過ぎてしましました。
今年もアクティブな営業を心掛けて行きます。宜しくお願いします。

コーヒーの世界では毎年10月1日が「コーヒーの日」とされている様に、昨年10月(9月の後半~)中米のロットがどんどん入港して来て、一斉に販売が開始される(いわゆるNewクロップ)サイクルです。FWCFでも10月~銘柄の入れ替えが激しく行われている状況です。

2016年3月にグァテマラ、ホンジュラスと買付に行き、ブログを書いているのが今?....やはりTime flies~でも決して見て来たもの、感じたモノ、あの空気感は色褪せません!!

Honduras ホンジュラス!!

この国のポテンシャルは非常に高い!そんな事を感じざるを得ませんでした。
実はホンジュラスはコーヒーの生産量はかなり上位だという認識は薄いと思われます。
生産量で言えば、やはり大国ブラジルがTOP,次にロブスタなどスペシャルティを扱う我々には縁がありませんがベトナムが2位、3位にコロンビアと南米がTOP3に2つ入るのですが、実はホンジュラスは中米ではTOPの世界6位、10位にグァテマラと続きます。

但し、従来のホンジュラスはスペシャルティよりもコマーシャルのアラビカが多く、もちろん生産量の大半は未だにコマーシャルとして出荷されています。

ただそのポテンシャルは計り知れない!!

事前の国の情報を調べると、やはり行きつくのは「治安」の面でした。「治安」の良くない国、都市として上位に入ってしまう側面も持っています。

経済の発展!こそが国民の経済レベルを上げ、生活水準の向上、教育の向上、モラルの向上へとつながり、犯罪減少や治安の正常化へ繋がって行ける事でしょう。

その為にもこの国「素晴らしいコーヒー」を伝えて行かなければいけない!!
それは受動的ではなく、至って”能動的”な感動でした。

成田から約11時間かけ、アメリカのヒューストンに到着し、その日のホンジュラスのサンペドロ・スーラ行のフライトがない為、その日はヒューストンに宿泊。久しぶりにアメリカの大地を踏みしめました。とはいっても、空港からホテルへ直行、明日から始まる産地訪問の為、しばし休息。

ヒューストン名物:CRAWFISH(クロウフィッシュ:ザリガニ)?CLAYFISH(クレイフィッシュ:伊勢海老。NZの南島のカイコウラでは名物)と英語的にはあまり違いが見えない2つの甲殻類はかなり違った...バカでかいステンレスのボールに無造作に入れられたガ―リックと塩コショウ&ケイジャン系のスパイスで味付けされたクレイフィッシュは強烈なインパクトでした~その他、ボンゴスープ等アメリカの南部料理で旅の始まりを祝いました。

翌朝、ヒューストンから約3時間ほど掛けて、サンペドロスーラへ到着。
ホテルへ移動して、直ぐにIHCAFE(ホンジュラスのコーヒー協会)の事務所へ移動し、早速カッピング開始~ホンジュラスのコーヒー協会のLABOでこの国のコーヒーの中心機構、その責任者のアミーゴ:Ronnyロニーと再会。20種類に及び充実のカッピング~




翌日は南へ下り、以前から僕のホンジュラスのお気に入り:フロル・デ・カフェ農園のあるサンタ・バルバラへ3時間~

2013年~仙台の泉で創業したフラットホワイトコーヒーファクトリーで初めてCOE(カップオブエクセレンス)の豆を焼き、その味わいに感動したのがこのフロル・デ・カフェ農園のパカス種のロットでした。何とも言えないナチュラル精製の様なジャスミンやライムの様なフレーバーをフーリーウォッシュドの精製で仕上げているこの農園。他の農園のパカス種やホンジュラスの他の農園のロットもその後多数仕入れてみましたが、この味にはなかなか出会えない!!
再度出会ったのは2014年のやはりCOEロットのカッピング(東京:ワタルさんのカッピングルーム)でクリスタル農園のロットでした。このクリスタル農園はフロル・デ・カフェ農園と同じ農園主:エスティバン・マドリッド氏で息子達がそれぞれ管理する兄弟農園だったのです。

この人に会わねば!!

そう願い、やっと2016年3月にお会いする事が実現しました。

マドリッドファミリーはサンタバルバラにエル・サウス農園をメインとし、フロル・デ・カフェ、クリスタル、パティ・プルマ、エル・プラン、ポコ・デル・ミコの合計6農園を保有し、全てエスティバンさんの息子達で運営しているファミリー農園です。
フロル・デ・カフェ農園は息子のレニーさんが運営しています。



フランクリンさんの車に乗り、農園内を案内してもらい、その農園の歴史を学ぶ事が出来ました。フランクリンさんの息子さんは英語を喋れるので、主に彼が通訳をしてくれたので色々な話を聞く事が出来ました。通常、中米の生産者で英語を喋れる人は少ないので、通訳を通じての情報しか取れないのです....僕のスペイン語は皆無に等しい為。英語で聞くしか出来ない事にもどかしさを感じています....

エスティバンさんも70歳位の年齢の為、今ではたくましい息子達が農園を切り盛りしていますが、エスティバンさんのお爺さんが1930年に町(サンタバルバラ国立公園内)を開拓してコーヒー産業を今に繋げた功績もある程、この地域では有名なファミリーなのです。その後、4代に続く名門ファミリー:マドリッド家。エル・サウスの一帯を見渡すと非常に特徴的な農園である事が分かりました。
コーヒー農園の鉄板である「シェードツリー」がほとんど皆無に近いのです。
このサンタバルバラ国立公園の独特な気候はシェードツリーを植えなくても充分な「コーヒー栽培最適各地」である事です。もちろん国立公園の自然保護にも彼らは貢献しています。


最初はお爺さんの持ち込んだブルボン種で始め、途中この地域の寒冷気候に合ったパカス種をメインに切り替え、成功を収めました。
その功績もあり、2008年のCOEでエル・サウス農園として見事1位を獲得し、彼らの名前は世界に広められました。






従来から独自のウェットミルを保有し、独自の発酵層でのパルピング後の処理を行い、最近では今までのファミリーの地道なコーヒー作りの努力の結晶で、新設のドライミルで徹底したサランダと呼ぶアフリカンベッド方式でゆっくり乾燥させるプロセスを行い、更なる品質向上に尽力しています。

今回、エル・プラン農園(車に乗せてくれたフランクリンさんが運営)とコポ・デル・ミコ農園のロットを仕入れ、現在ダウンタウン店で限定販売中です。昨年よりダウンタウン店と泉店ではそれぞれ「限定ロット」制を取り入れ、ダウンタウン店は買い付けの中米ロット中心、泉店は買付ロットも含むワールドワイドな品揃え(アフリカ、アジア・オセアニア、中米の限定ロット)と取り扱いを分けております。

このマドリッドファミリーのロットネット販売でも行っておりますので、是非御利用下さい。または、ダウンタウン店までお越し下さい。
素敵なロットに出会える事が出来ると思います。


To be continued.....story of excellent Honduran coffee journey




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